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炭酸ナトリウム

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炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウム(たんさんナトリウム、sodium carbonate、別名:炭酸ソーダ)は組成式Na2CO3、式量106のアルカリ金属炭酸塩。水酸化ナトリウムとその半分の物質量の二酸化炭素を反応させるか、炭酸水素ナトリウムを熱すると得られる。工業的にはアンモニアソーダ法で製造される。

十水和物(Na2CO3・10H2O)は風解して一水和物(Na2CO3・H2O)になる。輸送時、体積および質量を減じるために300℃以上で焼いて無水塩とする。ソーダ灰というのはこの無水塩のことである。

水溶液中では以下の 1. のように電離するが、 2. の平衡は著しく左に偏っているため、CO32- イオンが水から H+ イオンを奪う能力が強く 3. のように反応してOH-イオンを生じる。(加水分解)

1. Na2CO3 → 2Na+ + CO3 2-
2. HCO3- ←→ H+ + CO32-
3. CO32- + H2O → HCO3- + OH-

そのために、水溶液は塩基性を示し、味は苦い。菓子を作る際加えるベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウムが主成分であり、熱分解して炭酸ナトリウムができるとアルカリ性となり味を損なう(実際には炭酸ナトリウムを中和する酒石酸も加えてある)。ソーダガラスや他のナトリウム化合物を作る際の原料となる物質なので、工業的に重要である。

炭酸ナトリウムの用途

▽日常的に見られる用途
ベーキングパウダー
ソーダ
洗剤(界面活性剤)
入浴剤(泡の出るもの。炭酸泉)
ガラス製造の原料
かんすい

▽特殊な用途
古代エジプトのミイラ製造において重要な役割を果たす。

Wikipediaより出典 - Article - History - License: GFDL

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